MENU
BARREL
Auther
2019年にブログを始めました。趣味はゲームが5割、読書やらアニメ鑑賞やらが3割、残りはその都度新しい何かをやってます。

【バイク講座】ブレーキのかけ方

突然ですが、ブレーキのかけ方って…ご存知ですか?

 

は?誰でも知っとるで~!!!!!
ブレーキかけな止まれんぞい!!!?

 

そうお思いでしょう。
つい最近までは僕もそうでしたから。

そもそも知ろうとも思わなかったんですよ。
普通に走って普通に止まる、誰だってできる。
自転車だってやってるじゃないか、って…

 

 

だから知らなかったんですよね。

ブレーキのかけ方 を…

 

減速するときに恐怖を感じたことはありませんか?
止まれないっ!って思ったことはありませんか?

正しく使えばブレーキングは怖くありません。
より安全に確実に止まれるようになりますよ。

 

この記事を読んだ後、早速実行してみてください。
停車中のバイクで試してみるのも良いでしょう。
実感できるはずですから。

 

この方法は大型バイクに限らず、手でブレーキレバーを引く乗り物にはほとんど応用できます。
スクーターでも、中型バイクでも、大型バイクでも。ATMTも関係ありません。

 

大事なのは ブレーキを握る ではなく、 ブレーキを引く です。

 

それでは、より正確にストップする技術を身に着けましょう。

 

※今回紹介するのはブレーキレバーの扱い方です。
リアブレーキについては触れていませんので、ご容赦ください。
また、4本掛けは教習所で習う一般的な使い方です。
車種によっては2本掛けでは危ない場合もあります。

 

※ブレーキシステムが強いダブルディスク、大口径ではないブレーキの場合、2本掛けでは力が足りない場合もあります。

まずは安全な場所でお試しください。

目次

ブレーキのかけ方

ブレーキレバーへのアプローチ

まずはレバーの握り方から。

 

皆さんは普段バイクに乗る時、どうやってブレーキレバーを握っていますか?

指は1本掛けですか?
2本?
3本掛け?

それとも4本?

 

あまりオススメしない握り方があります。
ですが、現実問題結構ありふれています。
どちらかというとオススメしないのは……

 

 

4本掛け

 

 

です。
4本以外であれば好きなように握ってもらってOKです。
中指一本だけでもいいし、中、薬、小指の3本でもOK。

 

僕は人差し指と中指の2本掛けです。ご参考までに。

 

 

では、なぜ4本掛けがいけないのか?説明していきます。

 

ブレーキレバーにかかるベクトル

力学的な話をしましょう。
大丈夫、簡単です。

 

あなたが壁を押す時、壁もあなたを押している。そんな話を聞いたことはありませんか?
地面に立てるのは、地面があなたにかかる重さと同じ力で押してきているからです。

つまり、力をかけられる=相手も力をかけている と言えます。

 

のれんに腕押しなんて言葉があるように、浮いた状態では力をかけられませんよね。

この事を頭に入れ、ブレーキの話に戻りましょう。

 

2本掛けと4本掛け、それぞれの画像をごらんください。

2本掛け

2本掛け

4本掛け

4本掛け

 

もうちょっと詳しく見てみましょう。

2本掛け

2本掛け 下から見た図

4本掛け

4本掛け 下…?横から見た図

 

2本掛け下から見た図と、4本掛け横から見た図。
うまく撮影できなかったため断念しました。

 

2本掛けと4本掛けの差、分かりますか?

答えは、力を押し返す壁があるかどうか。
要するに力をかけられる場所があるか?が問題なのです。

 

4本掛け以外の手では、レバーに掛けていない指はハンドルを握っています。
ハンドルを握ると手首が安定し、支点と同じ効果を発揮します。

2本掛けのベクトル

ブレーキにかけていない指でハンドルをホールドすると、壁ができ、力を押し返せるように。

 

では、4本掛けはどうでしょうか?

4本掛けのベクトル

ハンドルには親指しか掛かっていないため、極めて不安定な状態です。
これでは壁として機能せず、浮いた状態とも言えます

支点が安定していないせいでレバーとハンドル、どちらもが引っ張られる動きをしてしまうんです。
ハンドルは強固に締め付けられているので動いているように見えませんが、力は掛かっています。

 

両方からサンドするようなベクトルが働くため、強く安定した力になりにくい。
これが、4本掛けが駄目な理由です。

 

4本掛けでブレーキが怖い場合、ほとんどがこれに当てハマります。

本掛けでは、力が分散しやすい。
力を入れているのにハンドルが安定しない上に、
力を入れすぎて身体がこわばり、柔軟な動きにならない。

 

そもそも4本掛けでは、ブレーキを引くではなく、ブレーキを握るになっています。

ブレーキをかけるためには引かなければなりません。
押すの反対語は引く、ですよね。

 

ブレーキを握ると手全体が動いてしまうので力が入りづらい。
これは先程説明した通りです。力をかけるには壁を使いましょう。

壁に力をかけるほうが圧倒的に楽ですからね。

 

ブレーキは握るのではなく引く。

おわりに

今まで4本掛け以外でブレーキをかけていた人は、大正解でした。
僕はいくらパニックブレーキになったとしても絶対に指2本です。
もともとは特に意識していなくて、好きなようにブレーキをかけていましたが

ここ1年ぐらいで2本掛けで行うように矯正しました…w

 

ブレーキが安定しないと走行できませんからね~
走る、止まる、曲がるの3大要素のうちひとつでも欠けるとめちゃくちゃマズイんです。

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次